まゆザルのスタディノート♪~精油について 2~
♪精油の選び方について
精油にはそれぞれ効果・効能があり、
効果・効能を見て選択するのも一つの方法ですが、
一番大切な事は、精油の香りを嗅いで自分がいい香りだな~と感じたり、
その時欲する香りを選択するのがよい。
なぜならば人にはそれぞれ感性や感情があり、
同じ人でも日によって時間によっても感じ方は変わります。
例えばラベンダーはリラックス出来て寝付きが良くなると言われますが
ラベンダーの香りが嫌いな人にとっては、不快でリラックスなど出来ません。
好きな香りであるから心地よい感情が生まれてそれが脳へと伝わり
脳が快を感じて身体の生理機能が整えられていくのです。
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♪♪本物の精油の見分け方
①英名が書かれている。
②PureEssentialOilと書かれている。
③抽出方法(水蒸気蒸留法・圧搾法など)が書かれている。
④学名(ラテン語)が書かれている。
⑤抽出部位(花、葉、果皮など)が書かれている。
⑥輸入元や販売元が書かれている。
⑦5~10mlで1000円以上し、均一料金はありえない。
⑧信頼出来るメーカーやお店で購入する。
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♪♪精油の使い方♪
①芳香浴
*ハンカチやティッシュを使って
お好みの精油を1~2滴垂らして枕元やデスク、またカバンやポケットに入れて持ち歩いたりして香りを楽しむ。
精油によっては色が濃いものもあるのでシミに注意。
*マグカップを使って
マグカップやボウルにお湯を注ぎ精油を1~2滴たらして芳香。
ブラスティック容器やビニールは避ける。
*芳香拡散器を使って
アロマポット、アロマランプ、アロマリング、電気式などを使って芳香。
精油は80℃を超えると性質が変わるものがあるので、
温度や空焚きに注意。
②沐浴
*全身浴
浴槽に5滴以下の精油を落として香りを楽しむ。
*手浴、足浴
洗面器にお湯を張り3滴以下の精油を落として香りを楽しむ。
③温・冷湿布
水またはお湯に2~3滴精油を垂らしてそこにタオルをつけて
精油をすくうようにくぐらせて湿布として患部に当てると
簡単シップのできあがり。
④トリートメント
精油をキャリアオイルに混ぜたブレンドオイルを使って
トリートメントをする方法。
血液・リンパの流れをよくし、精油の働きによって生理機能が
整えられるより効果的な方法。
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♪♪精油の使用上の注意♪♪
①原液を直接塗ったり、飲まない。
②目に入らないようにする。
③引火の可能性があるので火気のまわりでの使用に注意
④高温多湿に注意。
キャップはしっかりしめて冷暗所に保管する。
⑤子供やペットの手の届かないところに保管する。
⑥精油に似た外見の合成オイルと混同しないように。
⑦柑橘系などの光毒性を持つ精油を肌に使用したときは、
直射日光に当たらないようにする。
⑧妊娠中の女性
基本的に芳香浴以外はしない。特に安定期に入るまでは使用しない。
実施する場合は専門家の許可のもとする。
⑨6歳以下の子供には、淡い室内芳香以外はオススメできない。
小さい子供は大人に比べて精油の影響を受けやすいと言われており
7~14歳までは成人の1/2~1/3の使用量にする。
⑩てんかんがある時は、医師に相談すること。
発作の誘引となる場合がある。
⑪敏感肌、アレルギー肌のある方は皮膚への使用の際
パッチテストをする。